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働く仲間

「世の中を変える技術」で、
これまでの常識をひっくり返す。

シニアマネージャー/工学博士

關 雅志

鳥取大学大学院工学研究科卒業後、東芝テックに就職しインクジェットヘッド・SiCパワー半導体等の研究開発に従事。(後に親会社東芝に転籍)強誘電薄膜の表面/界面分析に関する研究テーマで、2015年に鳥取大学で工学博士を取得。2022年4月から株式会社Gaianixxに入社し、技術開発と評価分析を行っている。

なぜ、Gaianixxに入社したんですか?

技術責任者の木島さんに、一緒に研究しないか?と誘って頂いたのがきっかけです。
木島さんとは、東芝テック時代からのお付き合いで、出会ってかれこれ10年以上になります。関係としては、当時、自分がインクジェットの分析評価に携わっている際に、木島さんの会社が持つ製品を評価したのが始まりなんですが、仕事だけでなく、個人的な交友関係も続いていて、自分が本社に転籍する際など、定期的に相談するような間柄でした。

東芝では、年齢とともに研究からマネジメントに移っていくのがセオリーで、研究をして行きたい自分との間にギャップを感じていました。
そんな中で、木島さんが生み出した単結晶を見せて頂き、原子の並びを見て「綺麗な単結晶だな」と、自分もこの技術に携わりたいと思い入社を決めました。

面接での印象はどうでしたか?

皆さんすごい優しい方なのですが、面接ということもあり最初はかなり緊張しましたね笑
面接では、代表の中尾さんをはじめ、木島さん、黒川さん、田畑先生の4人にお話をさせて頂いたのですが、全員が新しいことを作って行こうという強い想いを感じたのが印象に残っています。特に田畑さんからは細かな数値や理論に基づいたお話が多くあり、これまでの経験とを合わせて、成長できる環境だなと感じました。

Gaianixxでの仕事や、やりがいについて教えてください

私のミッションは、木島さんが作った技術を応用分野に広げたり、量産に必要な分析を行って、メカニズムを解明し提案していくことです。やりがいは、分析する際の仮説と検証がピッタリ合ったときに感じますね。
あとは、東大の設備を使って自分で分析する装置が増えていくのは純粋に楽しいです。

仕事で大変なことはなんですか?

木島さんのように、技術をゼロから作る大変さもありますが、そこから生み出されたものを量産するのも、同じくらい大変で、クリアしていくべき課題も異なり違った難しさがあります。
特に、量産が始まってお客様に出荷する時というのは一番大変で、出荷検査でのミスは許されません。全数検査の場合は、時間も体力も必要なので、そこに向けてのプレッシャーがあります。

Gaianixxの雰囲気について教えてください

風通しがいいですね。議論が活発にできて、意思決定が早いのも特徴だと思います。
例えば、一般的な大企業であれば3ヶ月かかるような意思決定が、Gaianixxでは1日で許可がでたりします。最近も共同開発しようといった話が出た際に、皆で議論してその日中にはどうするか結論が出ていました。

仕事も自由度が高いので、必要な時は遅くまで分析に当たることもありますが、用事があれば16時には退社したりと、自分で時間の調整をさせてもらえるのもいいなと思っています。

Gaianixxの魅力について教えてください

「世の中を変える技術」に携われることができることが一番の魅力だと思います。
木島さんが開発した技術は、メカニズムが難しくて、今までの経験では実現できないと言われてきましたが、成膜技術や分析技術の進歩も合わさって、ようやく実現できる段階になりました。
大企業では固定観念があったり、基礎研究をする余力がなくなりつつあります。Gaianixxでは、これまでの経験を全部ひっくり返せるような新しい技術に携わることができ、本当に楽しいと思います。

今後の目標について教えてください

この技術を製品化して世の中に出して行くというのが私の目指す目標です。
あと、自分は研究開発がメインになるので、東大でできる分析装置や技術を習得することと、木島さんの技術を勉強して技術を突き詰め、基礎技術を上げていくことをやりたいと思っています。

入社を検討している仲間に向けて一言お願いします

Gaianixxは、ゼロからものを生み出していく技術が学べたり、自分で考えて技術を作っていくことができる環境があります。研究開発に従事する人には多いと思いますが、コミュニケーションが苦手という方でも、技術が好きだったり、成長したいという欲求がある人には、とても相性がいいので是非選んでもらえたらなと思っています。