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Product Examples

Gaianixxがつくる製品例

走査透過電子顕微鏡(STEM)

光より波長の短い電子線を用いることで、光学顕微鏡では観察できない微細な構造を観察。
薄い試料を透過させた電子線を検出することで内部構造を観察する。
均一な高品質単結晶格子像を実現。

6inch/4inch
高品質単結晶膜を実現

PZT/SiC/GaN等多種多様な高品質単結晶薄膜を提供可能。同プラットフォームをラボレベルから量産レベルに進化させた独自の “M4” 技術で~12inchを視野に大口径化を確立していく。
GaianixxのPZT薄膜は、誘電率が100〜450(相境界)程度且つ成膜終了時には分極も終了しており自発圧電性™を保持。また耐熱性が高く、450℃(リフロー温度)でも脱分極しないことが大きな特徴である。

Core Technology

コアテクノロジー

積層構造にて
高品質単結晶を可能にする
「多能性®中間膜」。

基板上に成膜する1層目材料との間に「多能性®中間膜」を成膜する事で1層目との格子定数を合わせ単結晶を形成する。最大の特徴は1層目だけに留まらず、その上に成長させた複数の別材料層との応力も感じ再度任意に変形する「動的格子マッチング」によって、多層で高品質単結晶を形成できる。
なぜなら、Gaianixxの多能性®中間膜は、格子ミスマッチを駆動力に双晶型マルテンサイト変態による動的格子マッチングを生じることにより、最上部の機能膜を単結晶化させるからである。
また、基板上の欠陥を引きずる事なく高品質単結晶を成長させる事も可能となり、歩留やコスト改善にも大きく寄与出来る事が期待出来る。

Predominance

Gaianixxの優位性

Point1

高品質化

Point2

高性能化

Point3

軽薄短小化

メカニズム

動的格子マッチング

結晶性

単結晶超薄膜

特徴

ポーリングレス分極

Assessment Results

Gaianixxでの “PZT” 評価結果

耐熱性(Tc)

600

耐電圧(/μm)

200V

圧電定数(d31:pm/v)

250

ヒステリシス特性・曲線
多能性®中間膜
単結晶圧電膜での
驚異的な特性向上を確認
他社圧電特性比較
2x

変位量

2x

耐熱性

7x

耐電圧

Equipment and Quality Control

設備・品質管理

独自の二周波誘導結合プラズマ型
物理気相成長装置による
セラミクス形成技術

我々は、二周波誘導結合型高周波プラズマ型セラミクス形成(ICPVD)の為の絶対理論確立を目指し、東京大学との共同研究にて基礎から取り組むと同時に、8インチウェハ量産化技術確立へ向けた基礎理論のAI化に取り組んでいる。

多能性®中間膜形成時の
ICPプラズマ現象

我々は、二周波ICPプラズマ現象が、そのセラミクス薄膜を用いたデバイス特性に与える影響を、セラミクス薄膜作成時の設定値として、具体的に落とし込むことに最も注力している。

Environmental Initiatives and Policies

環境への取り組み・方針

単結晶半導体膜が創出する社会価値
MEMS, パワーデバイス, LED製品を始めとする半導体の高付加価値化、小型化、低価格化実現に必要不可欠な単結晶膜を、世界で唯一の多能性®中間膜を駆使して開発・製造し、パートナーの皆さまと共に社会に中長期に創りだしていく価値。
価値創出の基盤
構築した”M4″ (Material, Machine, Method, Member) 技術を重要な基盤とし、各種化合物半導体単結晶膜の製造技術プラットフォームを確立すると共にラボレベルから量産規模へのステップアップする。